現在はひまわり6号と呼ばれる静止衛星が運用されています。赤道上東経140度の上空にあり、一時間に一回の割合で画像を送ってきています。ひまわりから送られてくる画像には、可視画像、赤外画像、水蒸気画像、近赤外画像があります。
もっともわかりやすいのが、可視画像です。人間の目に見える光をそのまま映しているので、白いところは明るいところ、黒いところは暗いところと思ってよいでしょう。その代わり、夜は見えません。
赤外画像は可視画像と共に古くから使われてきました。赤外線という熱を持っているものなら、なんでも出している電磁波を利用しています。この画像は白いところは温度が低く、暗いところは温度が高いことを示しています。それが何の役に立つのでしょうか?空気は(上空十数kmまでは)上に行くほど、温度が低いので、画像の明るさは、雲の高さを表しているのです。また、雲はたいていの場合、地面より温度が低いですから、地面と雲を見分けることができます。赤外画像は昼夜を問わず使えるので、大変役に立ちます。
水蒸気画像は上空(5000m位)の水蒸気量をあらわしています。白いところは水蒸気が多く、黒いところは乾いています。これはひまわり5号から新たに加わった波長帯を使っています。
近赤外画像はひまわり6号に新たに採用されました。主に雲粒の大きさと関係がありますので、雲の性質を知るのに有効な情報です。